【後悔するな】語学留学前に絶対やるべき事【英語/カナダ/アメリカ】

語学留学に行く前に、なにをしておけばいいんだろう…??

そのように考えている方が見ていると想定して、アメリカとカナダに留学経験のある筆者が、絶対にこれだけはしておけという事を1つだけ述べます。

今回は筆者の経験をもとに、その1点のみを言及するので、他に必要な準備などについては、別の記事で述べようと思います。

Contents

まず結論

結論は、語学勉強です。

なんだそんなことかい、と思った方もいると思いますが、本当に、留学までに勉強しておくという事は何よりも大切です。

他にも必要な準備はもちろんありますが、語学を学びに行く以上、ここを怠ると本末転倒です。

「海外に行っちゃえば自然と身に付く!」と思っている方はたくさんいるし、私自身も、私の周りもそのような考え方をしていました。

でもそれは間違いです。完全に。

その理由を説明していきます。

やっておくべき理由

事前学習が絶対に必要であると思った理由をみる為に、 実際に私が行ったカナダでの1年間をざっくり振り返ります。

カナダでの1年間

  • 3月にカナダのバンクーバーに到着・語学学校入学
  • 入学テストが理解できず、最低レベルのクラスに
  • 授業の内容は難しくないが、先生の言葉が理解できない
  • テストだけ高得点で次のレベルのクラスに進むが、知らない単語だらけ
  • 高レベルクラスのメンバーと出かけるが、話に加われない
  • 旅行のツアーに行くが、現地でスタッフの説明が全く分からない
  • 学生寮のルームメイトと優しい会話しか出来ない
  • 食品スーパーの店員の質問に答えられない
  • 3か月ほどすると英語に耳が慣れてきて、クラスレベルも順調に上がる
  • しかし知らない単語が出るたびにつまづく
  • 半年ほど経つと簡単な日常会話が可能に
  • 語学学校を卒業するが、それまで毎日知らない単語に出会う
  • カジノのディーラーで働きたかったが、妥協して日本食レストランで働く
  • 残り半年は様々な国の人と交流を増やし、それなりの英語力で帰国

以上が私の留学経験の、ざっくりとした流れです。

後悔していること

そうです、私は全く語学学校をせずにカナダへ行きました。

それは、「海外に行けば英語は自然に身に付く!」という根拠の無い話を信じたせいです。

生まれてから英語という、1つの言語を聞き続けて育つのと、既に日本語を会得している状態から第2言語を学ぶのでは、まったく話が変わってきます。

確かに語学学習に環境は大事ですが、それは事前に勉強をしなくていい理由にはなりません。

上記のリストの赤マーカーで記した部分は、事前勉強によって解消できるポイントです。

1年間という短い期間で、より良い経験をするために、先に出来る事はしておいた方がいいですよね。

具体的に何をするべきか

とは言っても、「事前に勉強が出来るなら、そもそも海外に行かなくていい!」と思うかもしれません。私もそうでした。

そこで私は、具体的にこれらを覚えれば良いと思います。それは、

最低限の文法と、出来る限りの単語

です。

スピーキングとリスニングは、現地で過ごしているだけで、それなりに出来るようになります。

ただ、特に単語は、自分で調べて勉強しないと、基本的に知らないものは知らないままです。

最低限の文法となるべく多くの単語、これらを事前に学んでおくと、スタートラインが大きく違ってきます。

文法

文法は、最低限の仕組みさえ理解していれば大丈夫です。(もちろんもっと勉強するに越したことは無いです。)

なぜなら、一般的な英語力を習得する上で、必要な文法がそもそも英語には少ないからです。英会話は、中学までに習う文法で十分といわれることがあるほどです。

もちろん複雑な文法もありますが、それこそ語学学校に行ってから習うべきでしょう。

英語の文法にはパターンがあります。それが日本語と大きく違うことから、英語は難しく感じるかもしれませんが、そこに生じる言語のパターンの違いに慣れておく=最低限の文法を学んでおけば、語学学校で新しく学ぶ文法にも対応していけることでしょう。

単語

言うまでもありませんが、単語を覚えることが英語学習において最も大事です。

もちろん文法や発音も大事ですが、言ってしまえば、単語さえ分かればそれなりの会話はできます。

某番組の出川イングリッシュをご存じでしょうか?失礼な言い方になってしまいますが、あのレベルでも言いたいことが通じる時は通じるし、あれ以上に話せればだいたいの日常会話はクリアできます。

しかし、単語が分からなければ何も出来ません。

中学、高校で習うレベルの単語は、授業中もガンガン出てきます。そして、私が行った語学学校は、電子辞書の使用が禁止されていました。知らない単語が飛び交う中で、文脈から必死に理解しようとしますが、毎回上手くいくわけがありません。

なので、事前になるべくたくさんの単語を覚えてから行くことは、非常に大切です。

本当は「最低限の単語を覚えるべき」と言いたかったのですが、単語は覚えられるだけ覚えた方が良いですね。

まとめ

結局は、「基礎を身に付けておくべき」という話になってしまうのですが、本当に大事なことです。

カナダのバンクーバーには、たくさんの日本人留学生がいますが、事前に勉強してきた人とそうでない人の差は大きいです。

上位クラスにもなると、自分だけが単語の意味を理解出来ていない場面も出てきます。かなり恥ずかしいです。(そのたびに隣の席の外国人に教えてもらっていました。)

行けばなんとかなる精神は捨てて、しっかり事前に勉強し、後悔の無い留学にしましょう。

余談ですが、現地で知り合った日本人の中で、1番優秀だった友達は、毎晩単語勉強をしていたのですが、(mane)という単語を「こんなん覚えなくてもいいよな~」なんて軽口をたたきながらノートを埋めていました。

あなたは、読めますか?